霊仙山山行「日本人の原風景を見た」


先週末、鈴鹿山脈の最北端に位置する滋賀県は霊仙山に山行してきました。「りょうぜんざん」と読みます。通称「りょうぜん」。岐阜からだと登り口まで道が空いていれば一時間半ほど。ですが出発はいつもどおり三時集合!現地着が四時半。周り真っ暗。日が昇る前の山は、正直恐怖を感じます。とてつもなく黒いデカイもの。古代の人達が山に畏怖の念を持ち、山への信仰が生まれたのも頷けます。そんな云々はさておき、前日のお酒さんも残っていたので、車の中でしばし仮眠。日も出てきたところで山行開始です!

霊仙には主に5ルートぐらいあり、谷山谷コースから登る予定でした。しかし、山にビビりながら駐車した段階ですでに違う樽ヶ畑ルートの入り口に来てしまっていたのです。そのことに気づいたのは頂上のすぐ手前の本来のルートと合流するところ。登山家にあるまじきミステイクをしてしまいました。

霊仙の森は背の高い杉の木がメインで、見通しが効くため圧迫感はあまりありません。道幅も広くて歩きやすい道でした。笠新道とは大違い。

森を抜けると徐々に紅葉が現れてきます。真ん中のちっこいのが私です。今回はおしゃれベストスタイルに挑戦してみました。


もう少し進むと、森を抜けて開けたところに出ます。道はここまでそこまできつい登りではありません。大体一時間半ぐらいだったかな。緩やかに登ってちょっとフラットなところがあっての繰り返しです。この辺りから時折、獣の匂いがする場所が出てきました。下にはコロコロしたフンが至る所にあります。フン自体は新しそうだったんですが、主の姿は見つけれませんでした。そんな所を抜けるといよいよ霊仙らしい風景が始まります。

緩やかな丘陵地に、背の低い植物、たまに生えている背の高い木。地面から突き出た岩。山の中というよりは人の手が全く入っていない原っぱという感じです。ジブリ映画とか戦国時代ものの合戦シーンで出てきそうな光景です。昔の日本ってこんな場所ばっかりだったんだろうかと、想像も膨らみます。ぜんぜん色がなくて、華やかさなんて微塵もないんだけどなんか落ち着く場所。そんなところを抜けてさらに先に進みます。

途中でこんな神社もありました。安山祈願しているのは相方です。

霊仙山頂の前に経塚山という一つめのピークがあります。そう、ここでコースが違うことに気づいたのでした。本来なら写真の奥に見える避難小屋の横を抜けてくるはずでした。相方も驚きを隠しきれず思わずボルトの決めポーズをパクる始末。手の向きがあっているかを入念に確認していました。下の写真は経塚山から来た方向を振り返ったところです。登ってきた道がうっすらと見えます。本当に山の上というよりは原っぱにいる気分。この時点でも900mぐらいはあるはずです。

さて、経塚山からは霊仙の頂上まであと少し!こうなってくると逸る気持ちを押えきれずにもう一気です!上にちっちゃく見えるのがピークの印です。

 

そして、、

 

 

登頂なう、いや、山頂ぜん!


そして、山頂だとどうしてもおどけてしまいます。

山頂からはきた道が一望できたり、伊吹山が遠くに見えたり、雄大な鈴鹿山脈が見えたりと、そんな景色を見ながら腹ごしらえ。そして食後の珈琲!たまりません。

さて、実は霊仙は山頂と最高点が分かれています。登ったのは山頂。腹ごしらえもすんだことだし、ピークハントと行きましょう。来た道を少し戻ります。

霊仙はこういったサインがちゃんとしています。登ってくる途中も一合目からちゃんと表記がありました。なので、あまり迷わずに登ることが出来ます。歩くこと十分ほど、、

 

 

サミット!

Team SEPPI定番の頭の上で三角形を作るサミットポーズ!今回は二人で大きな三角形をつくる新型サミットポーズも編み出されました。いやーやっぱり最高点はいいもんです。知らないうちに雲もはけて、すっかり青空でした。日が当たると周りの紅葉もいきいきしてきます。

今回は前日が飲み会ということで、少ない睡眠時間+インアルコールということで体調面が不安でしたが、登り始めしまえばなんのその。今回の山行で霊仙の山頂へ行く手前の原っぱのみたいな風景のなんとも言えない感じがすっかり好きになってしまいました。なんか落ち着くんですね。タイトルにもかいた原風景とでも言うのでしょうか。なんか懐かしい感じがしました。同じような場所にあって同じような高さの山でもそれぞれに個性があって面白いですね。今週末は同じ鈴鹿山脈の入道山へ行ってきます。きっとそこにも気に入る場所があるんでしょう。山は楽しいですね。

私は下山後、そのままギフレクの打ち上げに行き八時間ほど飲み遊んだことをここに記しておきます。

それでは次の山で。