荒島岳山行「ぽこぽこ丘の稜線歩き」

縦走にいく前日、地元の友達(Team SEPPI含む)で百名山の一つ荒島岳に登ってきました。あらしまだけと言います。霊峰白山の南側にそびえる山です。岐阜県と福井県の間にあります。

昔からずっと一緒に遊んできたメンバーで、去年の夏、富士山に一緒に登ったのが登山を始めるきっかけになりました。五人中二人が今年結婚。時代の流れを否が応に感じます。

今はもうやっていないスキー場の駐車場に車を止めて、百名山、荒島岳へいざクライムオン!最初にスキー場を抜けていくと言うと同じく百名山の伊吹山を彷彿とさせます。元ゲレンデだけあってなかなかの急坂。朝日を横から受け、登山靴でシュプールを描きながら登っていきます。

最初のリフト降り場をこえると石がごろごろした坂をジグザグに登っていきます。眼下には気持ち良さそうな川もみえます。もう一つリフト乗り場を越えるといよいよ森の中。この時点で気付いたのですが、足の靴下とタイツの隙間を何カ所も虫に刺されていました。(この後の縦走の間ずっと痒かったです)夏山はこれがあるから怖いですね。

森に入ると、日差しが遮れるので体感温度も少し下がります。森を進むと立派なブナの原生林が。感動して写真を撮るメンバー、感動しないけど写真を撮るメンバーいろいろな人がいます。比較的整備された道を五人でわいわいがやがや登っていきます。途中森の切れ間から北のそびえる白山がちらっと。晴れてはいますが雲が多めなので見えたり隠れたり。森を抜けると鎖があるような少し急な登りがあります。そこを越えると森林限界ではないのですが、ぽこっと丘の上のような所に出ます。背の高い木がなくなるので、見晴らしもよく、風通しもいい。笹に囲まれた道を抜けていく様子はジブリ映画のようなわくわくがあります。

丘の上にでてからも、ぽこぽこ丘をいくつも越えていきます。こういう道は余りないような気がします。大抵頂上へ一直線に登っていったり、手前に一山あってそれを越えて本体へという構成ですが、ここは一度一気に登ってそこから緩やかな丘をいくつか越える。どちらかというと平行移動に近い。言うなればぽこぽこ丘を稜線歩きしているような感覚でしょうか。ここの雰囲気結構好きです。冬に雪が積もった時に来ると笹の上が歩けて、もっとぽこぽこ丘を体感できるかもしれません。

既婚者二人、未婚者三人の計五人deサミット!荒島岳1523m頂上です!ちなみに両サイドと真ん中はフリーです。やはり素数人数は写りの安定感がありますね。頂上には先に登っていた人が何人かいらっしゃり、後から登ってきた人達も数組。マイナーな山なのかなと思いきや、百名山 荒島岳さすがの求心力です。

頂上は開けていて、祠があったり、ケルンがあったり、たくさんの花が咲いていたりしました。高山植物ではなく、下界にも普通に咲いているような花。1500mぐらいなんですが、おばあちゃんの家の裏庭みたいな雰囲気があります。花が多いせいで、いたるところでブンブン言っています。せっかく広いのでのんびりしたい所ですが、虫嫌いがメンバーに多いため、そそくさと下山へ向かいます。

久々のこのメンバーでの登山。ここ最近は予定が合わず余り遊べていなかっただけに話も尽きず、暑い道中も楽しく登れました。体力に不安のある人、体力はあるけど登山に慣れていない人、いろいろおりますが、片道三時間強。時間に余裕を持って登れば、特に危険もなく、でも適度にドキドキできるポイントがあったり、見晴らしもいいので気軽に山が楽しめるのではないでしょうか。冬にまた来てみたいな。

それでは次の山で。