入道ヶ岳、宮指路岳縦走「初めての日帰り縦走」その2

入道ヶ岳を後にし、イワクラ尾根経由で宮指路岳へ向かいます。コースタイムは約二時間。結構アップダウンがあり、しかも道幅が狭く、持続的な集中力が要求されました。この時期、落ち葉がかなり落ちていて非常にすべります。特に入道ヶ岳から尾根に差しかかったすぐの辺りは、砂地の上に落ち葉が乗っていて、さらにすぐに崖というかなり危険なコンディションでした。実際一度派手に滑りひやっとしました、、、

写真のように、切り立った尾根の場合は道が分からなくなることはないのですが、ちょっと開けたところになると、道が分かりにくくなります。木にテープや紐が巻いてあるんですが、間隔が不定期で見つけづらい。途中、一箇所本当にわからないところがありました。イワクラ尾根は最後に宮指路岳と水沢峠に分かれる道へぶつかります。そこまでが約二時間。入道ヶ岳を出てから一時間半ぐらいのところで、分岐点に見えなくもないような場所があり、何度も地図で位置を確認して、それでもわからなくて、とりあえず行ってみようと言う事になり、宮指路岳があるであろう左側へ進んでいったのですが、最初はテープのマーキングあるものの、途中からなくなり、道も段々下りはじめます。これはおかしいと戻り、今度は右側の道へ。結局この道が正解でその後分岐点の看板発見!心からほっとしました。

ちなみにここまでの2時間の道程は、下の写真の縁から縁まで。左に見えるのが入道ヶ岳でそこからうっすら見えている尾根沿いに歩いてきました。こうやって行程が目に見えると頑張ったなというか、達成感が湧いてきます。

道中、紅葉がとても綺麗でした。人里から離れるので、余分なものがなく一面紅葉!天気が良くなかったのがここでも悔やまれます。この分岐点からさらに一時間ほど縦走すると次の目的地、宮指路岳です。ちなみにここは本来は一時間二十分がコースタイムですが、時間が迫ってきていたので急いで歩いて三十分ほどタイムを縮めました。おかげで頂上でカップラーメンを食べる時間が作れました。

宮指路岳の頂上付近は御在所に似たような、変わった形の岩がたくさんありました。「ダーー!」してるような形の岩があれば、先へ突き出てるものがあったり。そして頂上といえばこのポーズ!

本当はここからさらに先の仙ヶ岳にも行こうと当初は話していたのですが、時間的にも体力的にも無理でした。小さい範囲をぐるりと廻る縦走だったので、行けるだろうと思っていたのですが、いざやってみるとなかなか時間もかかり歩く距離もありました。今年は鈴鹿山脈での遭難事故がかなり多く、登山店には注意を促す張り紙があるほど。実際に今回行ってみて、確かに道が分かりにくいことがわかりました。落ち葉がすごいせいもあり明確に道と判断できる所はあまりありません。頼りは木にしてあるマーキングのみ。看板ももちろんありますが、何かおかしいと思ったらすぐに地図を確認するのが得策です。

宮指路岳の帰りに鹿(カモシカ)のものではない糞を見つけ、熊かなぁと少しビビりながら下山しました。下についてから雲が晴れてきて、紅葉の色も一気に鮮やかになりました。下山した後の紅葉がいちばんキレイなんて皮肉なもんですが、、

今回は早めの判断が全ていい方に転んだ感じがします。山を登っていて迷ったと思ってしまうと一気に恐怖感がわいてきます。迷わないためには事前にコースをチェックし、コースタイムと自分たちの力との差の見極めが大切だと感じました。日帰りの縦走は初めてでしたが適度な距離で秋の鈴鹿山脈を満喫できました。今年は山にのぼるようになったので、紅葉をたくさん見ました。季節を感じれるのはいいですね。それでは次の山で。

 

 

入道ヶ岳、宮指路岳縦走「初めての日帰り縦走」その1

先週の日曜日に鈴鹿セブンマウンテンの一峰、入道ヶ岳に登ってきました。今回はついでにそこから宮指路岳(くしろだけ)へ縦走しました。いつも通り岐阜出発は朝の三時。長良川をひたすら南下し、四日市の工場にテンション上がる相棒を、横目に登り口についたのが五時過ぎ。すごく眠かったので、しばし仮眠。相棒よ、いつも勝手に寝てすまん。入道ヶ岳にはいくつもの登り口がありますが、今回は小岐須渓谷の池ヶ谷から登りました。コースタイムは約二時間。いざ、アタック開始!

池ヶ谷というぐらいなので、谷なんです。谷ということは沢なんですね、山的には。夜の間にちょっと雨が降ったみたいで、少し水量も多めだったのではないでしょうか。このルートは増水したら多分通れないと思います。行かれる方は前日までの天気に注意してください。沢を適度にビバークしながら進んでいきます。この山全体に言えるのですが、とにかく目印が分かりづらい。この写真も目印を探しているところです。この辺りが沢のくせに鎖場があったりとなかなか楽しめます。

沢を抜けると登山道に入っていくのですが、これからがなかなか大変。ずっと登り坂で、しかも階段状ではなく斜めの道。ふくらはぎが常につっ張った状態で登っていかないといけません。そんな道を一時間ぐらいずっと登り続けます。ふくらはぎには人一倍の自信を持っている僕ですが、さすがにちょっときつかったです。しかも木が立て込んでいるので景色もなかなか見えない、耐えの登山が続きます。この辺りはアセビやイヌツゲと言った普段あまり見ない木がメインで生えています。形も変わっているので独特の雰囲気の登山道になっています。

このアセビ、イヌツゲ帯を抜けるとついに、、、、

なぜ入道ヶ岳というのか、それは頂上が入道さんのようにつるつるだからなんですね。全く木が生えていない頂上。もちろん森林限界という感じでもなく、全く木がない。笹や芝生のような植物が一面に生えています。あと鹿の糞も大量に。笑 ここでは運が良く、逃げていく途中のニホンカモシカを見ることが出来ました。こういうハプニングはありがたいです。テンション上がります。

さて、テンション上がりついでに、いつものあのポーズもやっちゃいます。

今回は頭ツルツルの入道ヶ岳ということで、上を丸くしたバージョンです。サミットポーズは日々進化しております。入道ヶ岳の上には椿大神社の分社があるので、鳥居がデデンと立っていますが、他の山によくあるような「入道ヶ岳 906m Yeah!」みたいな看板はないので、ミーハー登山家にとっては、ちょっとさみしいです。でもサミットポーズの時は笑顔です。入道からは北に御在所岳(右側の丸っこい山)と鎌ヶ岳(真ん中の尖った山)が良く見えます。こっちからみると鎌ヶ岳はなかなか立派です。高さは違いますが、穂高連峰に似た雰囲気があります。紅葉も上の方はなかなかいい感じですが、日が出てないので発色はいまいちでした。

あとで調べてみたら、入道ヶ岳は初心者向けとのこと。他にもいくつか登り口があるので、他がどんな感じかわかりませんが、僕らが登ったルートはなかなかハードでした。今回は縦走が目的だったので、頂上でのんびりできませんでしたが、原っぱのような頂上で一日のんびりしても楽しそうです。鹿(カモシカ)の糞がひどいので、その際はレジャーシートか椅子を持っていくことをおすすめします。のんびり登っても3時間もかからないと思うので、ピクニックには丁度いいのではないでしょうか。

ひと休みして、ここから宮指路岳へ縦走していきます。

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