ハンバートハンバート「ふたりぼっちのさすらい記」

先週の金曜日にハンバートハンバートのライブに行ってきた。

アルバム特典の抽選に応募して、返信なかったから外れたと思って、先行抽選(?)にも応募してやっぱり反応なくて、当たらないもんだなと一般発売を買ったら、二日後にチケットが三通届くというやるせない感じで、結果的に行けることになった今回のライブ。

チケット買うだけで右往左往するぐらいだから、当日はもっと大変。急遽打ち合わせが入り、しかも相手がちょっと怒り気味で長引きそうだなぁと思っていたら、一緒に行く人も間に合わないかもってことになり、会場で渡せないとやばいから、昼休みにチケットをバイク便でその人のもとへ送ったり、終始バタバタ。でも何とか会場に時間ギリギリでつくことができ、ホッと一安心。

そんなバタバタ吹き飛ばすような、ゆったりしたいいライブでした。二人のMCもやっぱり面白いし、ホント幸せ。ついでに来月にクアトロでやるライブのチケットも買ってしまい、みやこ音楽祭、今回のツアー、次のと半年に三回もハンバートハンバートのライブに行くという入れ込みよう。でも楽しみだなぁ。

そう、今回一緒に行った人の一人が、クアトロでPAさんやってる人で次のライブの時は裏方やってるらしい。中に入れてもらうこととか出来ないのかな。。。

霊仙山山行「日本人の原風景を見た」


先週末、鈴鹿山脈の最北端に位置する滋賀県は霊仙山に山行してきました。「りょうぜんざん」と読みます。通称「りょうぜん」。岐阜からだと登り口まで道が空いていれば一時間半ほど。ですが出発はいつもどおり三時集合!現地着が四時半。周り真っ暗。日が昇る前の山は、正直恐怖を感じます。とてつもなく黒いデカイもの。古代の人達が山に畏怖の念を持ち、山への信仰が生まれたのも頷けます。そんな云々はさておき、前日のお酒さんも残っていたので、車の中でしばし仮眠。日も出てきたところで山行開始です!

霊仙には主に5ルートぐらいあり、谷山谷コースから登る予定でした。しかし、山にビビりながら駐車した段階ですでに違う樽ヶ畑ルートの入り口に来てしまっていたのです。そのことに気づいたのは頂上のすぐ手前の本来のルートと合流するところ。登山家にあるまじきミステイクをしてしまいました。

霊仙の森は背の高い杉の木がメインで、見通しが効くため圧迫感はあまりありません。道幅も広くて歩きやすい道でした。笠新道とは大違い。

森を抜けると徐々に紅葉が現れてきます。真ん中のちっこいのが私です。今回はおしゃれベストスタイルに挑戦してみました。


もう少し進むと、森を抜けて開けたところに出ます。道はここまでそこまできつい登りではありません。大体一時間半ぐらいだったかな。緩やかに登ってちょっとフラットなところがあっての繰り返しです。この辺りから時折、獣の匂いがする場所が出てきました。下にはコロコロしたフンが至る所にあります。フン自体は新しそうだったんですが、主の姿は見つけれませんでした。そんな所を抜けるといよいよ霊仙らしい風景が始まります。

緩やかな丘陵地に、背の低い植物、たまに生えている背の高い木。地面から突き出た岩。山の中というよりは人の手が全く入っていない原っぱという感じです。ジブリ映画とか戦国時代ものの合戦シーンで出てきそうな光景です。昔の日本ってこんな場所ばっかりだったんだろうかと、想像も膨らみます。ぜんぜん色がなくて、華やかさなんて微塵もないんだけどなんか落ち着く場所。そんなところを抜けてさらに先に進みます。

途中でこんな神社もありました。安山祈願しているのは相方です。

霊仙山頂の前に経塚山という一つめのピークがあります。そう、ここでコースが違うことに気づいたのでした。本来なら写真の奥に見える避難小屋の横を抜けてくるはずでした。相方も驚きを隠しきれず思わずボルトの決めポーズをパクる始末。手の向きがあっているかを入念に確認していました。下の写真は経塚山から来た方向を振り返ったところです。登ってきた道がうっすらと見えます。本当に山の上というよりは原っぱにいる気分。この時点でも900mぐらいはあるはずです。

さて、経塚山からは霊仙の頂上まであと少し!こうなってくると逸る気持ちを押えきれずにもう一気です!上にちっちゃく見えるのがピークの印です。

 

そして、、

 

 

登頂なう、いや、山頂ぜん!


そして、山頂だとどうしてもおどけてしまいます。

山頂からはきた道が一望できたり、伊吹山が遠くに見えたり、雄大な鈴鹿山脈が見えたりと、そんな景色を見ながら腹ごしらえ。そして食後の珈琲!たまりません。

さて、実は霊仙は山頂と最高点が分かれています。登ったのは山頂。腹ごしらえもすんだことだし、ピークハントと行きましょう。来た道を少し戻ります。

霊仙はこういったサインがちゃんとしています。登ってくる途中も一合目からちゃんと表記がありました。なので、あまり迷わずに登ることが出来ます。歩くこと十分ほど、、

 

 

サミット!

Team SEPPI定番の頭の上で三角形を作るサミットポーズ!今回は二人で大きな三角形をつくる新型サミットポーズも編み出されました。いやーやっぱり最高点はいいもんです。知らないうちに雲もはけて、すっかり青空でした。日が当たると周りの紅葉もいきいきしてきます。

今回は前日が飲み会ということで、少ない睡眠時間+インアルコールということで体調面が不安でしたが、登り始めしまえばなんのその。今回の山行で霊仙の山頂へ行く手前の原っぱのみたいな風景のなんとも言えない感じがすっかり好きになってしまいました。なんか落ち着くんですね。タイトルにもかいた原風景とでも言うのでしょうか。なんか懐かしい感じがしました。同じような場所にあって同じような高さの山でもそれぞれに個性があって面白いですね。今週末は同じ鈴鹿山脈の入道山へ行ってきます。きっとそこにも気に入る場所があるんでしょう。山は楽しいですね。

私は下山後、そのままギフレクの打ち上げに行き八時間ほど飲み遊んだことをここに記しておきます。

それでは次の山で。

 

焼岳山行「雲工場を目指して」

10月16日に焼岳に登ってきました。「焼岳は煙がモクモクしててかわいい山」とKIKIさんが雑誌で言っているのを読んで以来ずっと私たちの心をつかんでやまない山なのです。(単にKIKIさんに憧れてるだけなのですが)かくして私たちは今期最後の北アルプス登山に「雲を吐き出す雲工場」こと焼岳を選んだのでした。

いつも通り岐阜を朝3時に飛び出し、麓に着いたのは六時頃。すかさずアタック開始です。今回は中尾温泉コースから登り始めたので、麓は温泉地。そこらじゅうから湯気が出ていたり、なかなか良い雰囲気。でも山を登ることを前提にした登山靴はアスファルトの舗装路を歩くのに向いていません。足がどんどん痛くなってきます。

道の路肩にはこんな原泉?がたくさんあります。ここでもモクモク。辛いアスファルト道を歩くこと約40分やっと登山口に到着。しかしそこで衝撃の事実発覚!登山口のすぐ横に駐車場がある、、、僕たちの40分はなんだったんだ、、、駐車場にいた熟年グループからは若いから元気だねとからかわれる始末、、、中尾温泉から焼岳に登られる方は駐車場が温泉街の奥にもありますのでそこまで車で行かれたほうが利口かと思います。

焼岳には「新中の湯コース」「上高地コース」「中尾温泉コース」の三つの登山道があります。今回中尾温泉コースを選んだ理由は、人が少ないらしいこと、前回登った笠ヶ岳が見えることの二つ。実際頂上につくまでは駐車場で会ったグループぐらいしかすれ違いませんでした。人がすくないので、道は苔がむしていてとてもいい感じです。

途中、白水の滝という落差45mの壮大な滝を見ることも出来ます。なかなかの迫力です。道自体は比較的歩きやすく、周りを高い木で覆われているので日差しが届かずひんやりとしてます。木の根元を埋めるように笹が生えていて、いつマークー(熊)が出てきてもおかしくないような雰囲気。時期が時期なのでがさっと音がするたびにビクッとしてしまいます。マークーが出てきたらどう戦うかを相方と話しながらずんずん登っていきます。結果、マークーが出てきたら、木の登ってのかかと落としとステッキで急所を突くで応戦するということで話がまとまりました。これが前の週に登ってきた笠ヶ岳です。その時の話はまた後日書こうと思います。自分たちが登った山を他の山から見るのはまた違った楽しさがあります。景色のいいところで笠ヶ岳を見ながら休憩すると、先週はあの辺りから登ってああ行って、、、笠ヶ岳やっぱりかっこいいな、云々と一週間前の登山の思い出話に花が咲きます。頂上はもうすぐ!徐々に道が明るくなってきて、ついに山頂が見えました!おっなんだ意外とたいしたことないじゃないかとかでかい口叩いて、ふと後ろを振り返ると、、、

 

どーーん!でたー黒鉄の城!森を抜けるとそこは北アルプスで唯一の活火山である焼岳の本当の姿がありました。見渡すかぎりの岩。そこかしこから噴き出る火山ガス。鼻につく硫黄の匂い。火山の力強さをひしひしと感じます。さてここからラストスパート。

この岩場に出てからが意外と長い。しかもほとんどが浮石(グラグラする石のこと)なので、下に石を落とさないように注意しながら登らないといけません。そして私、硫黄の臭いが大の苦手。草津温泉であまりの臭いに倒れそうになったこともあります。そんな見えない敵とも闘いながら登っていきます。この辺りは結構本格的な登山の様相を呈しています。

やっぱりこの山は雲吐き出してます。この岩の裏には雲発生装置があるんやで、きっと。そしていよいよ、、、

 

ここが雲工場や!わしらついに雲が出来る秘密をみたんや!なぜ関西弁かはさておき、真ん中の黄色いところがまさに火山ガスの噴出口。モクモクなんて悠長な話でなくもう全力で噴出してます。ブシューーー!です。ブシューーー!

その横を抜けていざ頂上へ。サミット!

山頂と相方です。カメラのポーズが決まってます。最初に中尾温泉コースは空いていると言いましたが、全てのルートが集まってくる頂上は大渋滞、大混雑です。この頂上へ登る道は特にひどく降りる人登る人が右往左往してます。特に一番距離が短い新中の湯コースから登ってくる人が多いようです。こんな混んでいる山頂は初めてです。いろいろと気を使ってしまいます。

ちなみに登った所は焼岳の北峰と呼ばれるところ。でも焼岳の一番高いところは実は南峰(下の写真)なんです。しかし火山ガスがひどかったり、道がくずれちゃってたりと今は登ることは出来ません。他には火山湖なんかも見ることが出来ます。

やはり頂上からの景色は最高です!焼岳からは北に穂高連峰、槍ヶ岳、西に笠ヶ岳、東に上高地、梓川、南に乗鞍と多くの山を見ることが出来ます。この日は天気も良かったのでたくさんの山を見ることが出来ました。(写真も北、西、東、南の順です。)

雰囲気のいい焼岳小屋によって、定番の山バッチを購入。ここで行きに駐車場でからかわれた老年グループとも再開!

さて下山開始です!行きに登った道をまたもマークーの気配(途中で明らかに人のものではない糞とかあったりします。)にビクビクしながら軽快に下り、再び無駄なアスファルトの道を疲れた足を引きずり無事下山することが出来ました。今回は一時間しかねないままのほぼ徹夜での登山に加え、天敵である硫黄の匂いと不安要素がかなりありましたが、結果どちらも特に問題なく快適な登山を楽しむことが出来ました。今回は時間余裕があったため、雄大な穂高連峰をみながらのんびりとコーヒーを飲む時間もありました。そんな時も話の話題は次はどこ山に登るか。山岳地図を広げてあの道から、、、と実物と地図を見比べながらの登山談義が盛り上がらないわけがありません。

僕は登山の工程の中でも頂上でのんびりする時間が一番好きです。そこはまさに何にもないけど全部がある、そんな空間なんです。ホットコーヒー片手に心行くまでボーっとしているのは最高の時間です。あー早く山に行きたいですね。それではまた次の山で。