去年の話ですが、長野県は蝶ヶ岳へ行って来ました。岐阜から車で四時間弱。前回の木曽駒ヶ岳に比べるとちょっと遠めです。慣れたとはいえなかなかの距離です。前日が会社の忘年会で相変わらず運転は相棒に任せっきり。いつもお世話になります。
冬季は三叉の登山口までの道が閉鎖されるのでほとんど登る人がいないようで、どれくらいの距離が閉鎖されているかが調べてもわからなかったのでとりあえず行ってみようという事に。実際に行ってみると登山口まで10キロの所で道は閉鎖。入り口に車が一台停まっていたので入られている人がいることはわかるのですが、二人でしばし呆然。10キロ…冬山装備に底の硬い冬季登山靴で10キロ…なかなかです。
でもせっかく来たのだし、時間の許す限り行こうということになりアタック開始!
普段であれば車でぶーーんと通りすぎてしまう道をじっくり歩いて行きます。途中のチェックポイントは大水沢の滝と延命水。滝はまだ凍っておらず涼しげに流れ落ちています。もう少し寒くなるとこの滝も凍るのでしょうか。そしてそこを登る人がいるのでしょうか。延命水は水が湧き出ているような場所でこちらは所々凍ってつららになっています。夏に来れば見落としてしまうであろう名所を堪能しながら先へ進みます。
聞こえてくるのは遠くの沢の音だけ。静かな道をひたすら歩きます10キロも…
登山口に近づくにつれ、徐々に雪が深くなってきます。閉鎖口近くは霜のようにうっすら白くなっているだけでしたが、この辺りでは足跡がつくぐらいの積雪に。退屈まぎれにオザケンの歌を諳んじながらひたすら歩いて行きます。いち、にー、さーん、しっ!
雪がくるぶしぐらいまで隠すくらいになったあたりで、登山口に到着です!
蝶ヶ岳へ行って来ましたと最初に書きましたが、当初は常念岳へ行く予定でした。しかし駐車したところから登山口まで約二時間半費やし、山地図とにらめっこしながら計算するとどう考えても常念岳山頂までは日のあるうちに帰ってこれない。それよりは常念岳よりも少し行程の短い、蝶ヶ岳にしようということになり、ここから蝶ヶ岳へ入っていくのでした。



















